2017年4月19日水曜日

祈りの幕が下りる時  東野 圭吾


前に読んでたけど、また読んでまた面白い。加賀シリーズの人形町最後の場。
実のお父さんとの掛け合いというかなぞ、そして母とのつながりがメインかと
思いきやそれはあっさり追いやって、ミステリーとしての完成度を高めている。

家族愛より、殺人事件をちゃんと追っていったのが素晴らしい。


内容(「BOOK」データベースより)
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。

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