2013年8月30日金曜日

デッドマン 河合 莞爾

いやー、、、10ページですね、読めたのは。。。
名作なのでしょうが、私にはタイプとリズムが合いませんでした。。

内容(「BOOK」データベースより)
頭のない死体、胴体のない死体…身体の一部が持ち去られた6つの死体が都内で次々と発見される連続猟奇殺人事件が発生。鏑木鉄生率いる個性派揃いの特別捜査班4人が捜査に当たる中、一通の奇妙なメールが届く。差出人は「デッドマン」。彼は6つの死体のパーツを繋ぎ合わされて蘇った死人であると言い、自分たちを殺した犯人を暴くために協力したいというのだが…。第32回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。



2013年8月21日水曜日

ウエストウイング 津村 記久子

隠し部屋でのつなぎ方が今一つ理解できず、推理小説としたいのか
ちょっとしたサスペンスにしたいのか。。。

どちらの視点で読んでもちとわかりづらい。
しっかりと読み込みながらでないと難しいかも


内容(「BOOK」データベースより)
職場の雑事に追われる事務職のOL・ネゴロ、単調な毎日を送る平凡な20代サラリーマン・フカボリ、進学塾に通う母子家庭の小学生・ヒロシ。職場、将来、成績と、それぞれに思いわずらう三人が、取り壊しの噂もある椿ビルディング西棟の物置き場で、互いの顔も知らぬまま物々交換を始める。ビルの隙間で一息つく日々のなか、隠し部屋の三人には、次から次へと不思議な災難が降りかかる。そして彼らは、図らずも西棟最大の危機に立ち向かうことに…。


2013年8月20日火曜日

カード・ウォッチャー 石持 浅海

うすうすなテーマと内容のはずなんだけど、なぜかおもしろくて最後まで一気に読んでしまいます。
これだけの内容で、なぜと思うのですが、おそらく作者のリズムと筆力がものすごくいいのだと
思います。

電車でサクサク読みたいサラリーマンにぜひ。


内容(「BOOK」データベースより)
ある日、遅くまでサービス残業をしていた研究員・下村が起こした小さな事故が呼び水となり、塚原ゴムに臨検が入ることになった。突然決まった立入検査に、研究総務・小野は大慌て。早急に対応準備を進めるが、その際倉庫で研究所職員の死体を発見してしまい…。現役サラリーマンが描く、新感覚ロジカルミステリー。


2013年8月19日月曜日

消失グラデーション 長沢 樹、 青山 裕企

最初の数十ページでやめてしまいました。。。

なんか展開や書き方が自分とは合わなくて。。

内容紹介
とある高校の男子バスケ部員椎名康は、屋上から落下した少女に出くわす。しかし、その少女は目の前から…消えた!? 



2013年8月15日木曜日

完全恋愛 牧 薩次

これは、、連作っぽい書き方なんだけど、なぜかリズムが悪くて
読み続けるのに苦労した。
なぞもそれぞれ結構強引なイメージがあり、驚かされたり
納得させられるものはないのでは。。

また最後の最後のオチは、結構ひどいw


内容(「BOOK」データベースより)
第二次大戦末期の福島県の温泉地、東京からやってきた少年・本庄究は、同じく戦火を逃れてこの地に暮らしていた画家の娘・小仏朋音に強い恋心を抱く。やがて終戦となり、この地方で進駐軍のアメリカ兵が殺されるという事件が起こる。しかし現場からは凶器が忽然と消えてしまう。昭和四十三年、福島の山村にあるはずのナイフが、時空を超え、瞬時にして西表島にいる少女の胸に突き刺さる。昭和六十二年、東京にいるはずの犯人が福島にも現れる。三つの謎の事件を結ぶのは、画壇の巨匠である男の秘められた恋であった。「本格ミステリ大賞」受賞作品を文庫化。


2013年8月13日火曜日

ラスト・コード 堂場 瞬一

これはこれは、、。個人的にはあまりにも書きなぐった感があったので
最後まで読むことができませんでした。
それとも体調が悪かったのかなあ。

レビューも同じようなコメントでした。


内容(「BOOK」データベースより)
父親が惨殺され留学先のアメリカから帰国した美咲。渋谷中央署の筒井は彼女を羽田で迎えるが、その帰路、何者かに襲撃される。しかし、それは序章に過ぎなかった。犯人の標的は筒井?それとも美咲?熱血刑事と天才少女息詰まる逃避行。長篇書き下ろし。
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2013年8月12日月曜日

紙の月 角田 光代

内容はよくある犯罪者の日常。
たけど、それだけのテーマでよくここまで重く深く書けるのかと
相変わらずの角田先生の筆力には脱帽。

もちろん退屈することなく、淡々とした日常をなぜかドキドキしながら
先へ進む。
わかりきったラストにも関わらず、それを飛び超えたおもしろさがある。


内容紹介
わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が約1億円を横領した。梨花は発覚する前に、海外へ逃亡する。梨花は果たして逃げ切れるのか?―--自分にあまり興味を抱かない会社員の夫と安定した生活を送っていた、正義感の強い平凡な主婦。年下の大学生・光太と出会ったことから、金銭感覚と日常が少しずつ少しずつ歪んでいき、「私には、ほしいものは、みな手に入る」と思いはじめる。夫とつましい生活をしながら、一方光太とはホテルのスイートに連泊し、高級寿司店で食事をし、高価な買い物をし・・・・・・。そしてついには顧客のお金に手をつけてゆく。



2013年8月10日土曜日

逆回りのお散歩 三崎 亜記

一つ一つの完成度が高いのはさすが。
理不尽な世界だけど妙な説得感でグイグイひっぱる。
読み応えはあるけど、記憶に残らないくらいさらっといくのが不思議

内容紹介
インターネット上ではじまる、不条理な「戦争」
デモ、炎上、ステルスマーケティング─市町村合併を巡って、市役所VS反対派の静かなゲリラ戦がはじまった。現代の「見えない戦争」を寓話的に描く、ヒット作『となり町戦争』に続く系譜の最新作。



2013年8月9日金曜日

楽園のカンヴァス 原田 マハ

テーマも展開もおもしろんだけど、リズムがちと合わない。。
でも我慢できないほどじゃないので、なんとか最後まで一気読み。
過去と現在のギャップがあまりにも大きすぎて一瞬わからなくなるけど
基本的に過去を主眼に読んでください。

内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨーク近代美術館の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。MoMAが所蔵する、素朴派の巨匠アンリ・ルソーの大作『夢』。その名作とほぼ同じ構図、同じタッチの作が目の前にある。持ち主の大富豪は、真贋を正しく判定した者に作品を譲ると宣言、ヒントとして謎の古書を手渡した。好敵手は日本人研究者の早川織絵。リミットは七日間―。ピカソとルソー。二人の天才画家が生涯抱えた秘密が、いま、明かされる。


2013年8月6日火曜日

ロスジェネの逆襲 池井戸 潤

さすがですなあ。
視聴率を取り捲るシリーズだけはある。

展開も深さも人物描写も退屈感なし。
安心して最後まで楽しめる。

今回半沢の活躍がちと少なかったような気もしたけど、こうやって
回りの描写は生き方も深堀することで楽しみも広がるような気がする。


内容(「BOOK」データベースより)
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!


2013年8月5日月曜日

トライアウト 藤岡陽子

タイトルのトライアウトは単に主人公があうきっかけに過ぎず
内容は完全に家族再生もの。

それを比喩的にトライアウトと言っているのかもだけど、
個人的にはもっと野球のことや選手の悲哀めいたものを読みたかった。


内容紹介
八年前、新聞社に勤める久平可南子は、「父親はいない」男子を出産した。その半年以上前、可南子は写真週刊誌に深夜、その後、八百長疑惑で逮捕されたプロ野球選手の片岡信二と一緒にいるところを写真に撮られた。まわりの人間は、子どもの父親は片岡だと信じている。――新聞社に勤めるシングルマザーと、元プロ野球選手の胸打たれる再生を描く。


2013年8月2日金曜日

ウエディング・ベル 五十嵐 貴久

続編だけど、前も薄々で今回もさらに薄々。
作者のテクで最後まで読ませるけど、何も残らないしお勧めもできないかと。

またこれが尻切れで、第3弾もあるかと思うと。。
ファンはかわいそうだな。


内容紹介
銘和乳業課長のわたし(川村晶子)は、38歳にして14歳年下の児島くんと結婚を決意。
だが、友人は好奇の目で見る、双方の家族の反応もばらばらで、賛成あり、
微妙な品定めあり、断固反対もあり。くわえて、新しい人気ドリンクでも難問山積。
二人がウエディング・ベルを鳴らす日はいつのこと……?
あなたの結婚感度がUPするラブストーリー。好評文庫『年下の男の子』続編。


2013年8月1日木曜日

スマッシュ×スマッシュ!  松崎 洋

昔の漫画みたい。
青春ものや成長ものがうまくミックスしていて、最後はそこそこ
うまくまとまる。

正直、そんなに感動することはないけど、同じようなスポーツをやっている
人や、ライトノベルの変わったバージョンを読みたい人はいいかも。
中高生向き。

内容紹介
「走れ!T校バスケット部」の著者が贈る待望の新作!!

笠松勇太はテニススクールのコーチをしている。テニススクールの校長の好意でレッスンの傍ら、プロテニスプレイヤーとしての再起を目指している。勇太は国内では向かうところ敵ナシだったが、海外で転戦中、ケガをしてしまい、帰国しても以前のように勝てなくなった。負けばかりでスポンサーも離れてしまい、そんなときに森テニススクールの校長に練習場所を提供してもらう。そんな森テニススクールに障害を持つ児童の颯人が入会してきた。しかし、他の子供たちのなじめず、他の生徒の親達にテニススクールを辞めるように迫られる颯人の母親の結子。そんなとき颯人の専属コーチになった勇太。勇太は颯人にテニスを教えながらも、颯人から教わることも……。
大人と子供の感動のテニス物語。