2015年3月31日火曜日

塞包師~藍夏~田畑-秀敏

いよいよ、、自分の小説の書評を書くことになりました。

塞包師シリーズが全巻刊行されました。

ここまで来るのに非常に長い時間がかかりましたが、
第4回マイナビeBooksコンテスト入賞作
となり、通常の出版物として刊行されました。

ぜひ読んでやさしいレビューを書いてください。。






シリーズ



2015年3月30日月曜日

ぼくらは都市を愛していた  神林長平

今一つ分からない話でした。
途中でリタイアに近い状態です。



内容(「BOOK」データベースより)
デジタルデータのみを破壊する「情報震」が地球上で頻発している。原因はおろか震源地すら特定できない。あらゆる情報が崩壊し、機能を失った大都市からは人の影が消えた。偵察のためトウキョウに進駐した日本情報軍機動観測隊は、想定外の「敵」と出会う…。




2015年3月25日水曜日

崩壊  塩田 武士

これ、期限切れで途中で返してしまいました。。

ただ、なかなか先に読む気が起きずちょっとリズムがあわなかったっす。

オチは知りたかった。。

内容(「BOOK」データベースより)
地方都市・波山市の市議会議長が殺された。当直明けの夜、波山署の刑事・本宮宣親は遺体が安置されている病院に向かう。亡くなった議長の妻と娘は何かを隠しているようだった…。事件当時、被害者宅付近で聞こえた男女の声を手掛かりに、本宮は県警本部の若手女性刑事・平原優子と組み、事件の足取りを追う。捜査を進めていくうちに、奇しくも、本宮自身が封印していた高校時代の苦い思い出と事件が絡み合い―。時代に翻弄された人々の哀しみを丁寧に描いた感動の警察小説。



2015年3月17日火曜日

すべての神様の十月  小路 幸也

この手の話では、伊坂先生の死神シリーズがあるので
どうしてもそれと比べてしまう。

死神シリーズはほろりとさせる話が数編あったけど、こちらは展開の妙で
すべてが終わる感じ。

神の設定のこねくりまわし方はうまいけどそれで完結しているのでもったいない。
もう一声なのに。


内容(「BOOK」データベースより)
榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も「幸せ」を感じたことがないらしい。なぜなら「幸せ」を感じた瞬間、死神は…(幸せな死神)。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら「小吉人生」と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ…(貧乏神の災難)ほか、4篇。神様たちの意外な目的が胸を打つ短篇集。



2015年3月12日木曜日

沈黙のエール  横関 大

最初は違和感があったけど、それが先に進むにつれて徐々にとけて
最後はこうあってほしい、と思う展開になっていく。

期待は決して裏切らず、さらにそれを少しだけ上に行くオチになるので
人によっては最後、泣きます。
私は、、電車だったので堪えてました。

内容(「BOOK」データベースより)
フランス留学を控えた朝宮里菜が働く洋菓子店“ドンナ”に、生意気な少年が訪ねてきた。少年を連れて実家近くで食事をしていると、消防車のサイレンが聞こえてくる。「火事だ!燃えているのは朝宮洋菓子店だ」謎が謎を呼び感動のラストに繋がる、横関エンタメの真骨頂!


2015年3月10日火曜日

島はぼくらと 辻村 深月、 五十嵐 大介

レビューが高いだけあって、一気見の感動長編だった。

あらすじだけ見ると青春もののような気がしちゃうけど
全く持って違っていて、島を取り巻くすべての人間もようが
ぐちゃぐちゃに入りつつ、静かにそれがまとまっていく。

最後の最後のオチでは、もう完全に涙が止まらない。

筆力、構成力、展開力、会話力、すべてか完璧。


内容(「BOOK」データベースより)
母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。故郷を巣立つ前に知った大切なこと―すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。直木賞受賞、第一作。



2015年3月6日金曜日

真夏の方程式   東野 圭吾

これも映画で知っていたので、、微妙。
こねくり回して結局何が言いたかったのか分からないまま
終わった感がある。

映画用にいろんな展開を入れたかったのか。
でも殺人の動機が、、薄いなあ。

内容(「BOOK」データベースより)
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。


2015年3月3日火曜日

撃てない警官 安東能明

これ、、、2回目。。
最近二回目が多い。でもこれは傑作だったので
知っていたけどちゃんと最後まですべての連作を読みました。

シリーズものになるいい話です。

内容(「BOOK」データベースより)
総監へのレクチャー中、部下の拳銃自殺を知った。柴崎令司は三十代ながら警部であり、警視庁総務部で係長を務めつつ、さらなる出世を望んでいた。だが不祥事の責任を負い、綾瀬署に左遷される。捜査経験のない彼の眼前に現れる様々な事件。泥にまみれながらも柴崎は本庁への復帰を虎視眈々と狙っていた。日本推理作家協会賞受賞作「随監」収録、あなたの胸を揺さぶる警察小説集。