2014年3月26日水曜日

友 鏑木 蓮

これは深い。
そして映画にしやすい。

登場人物の描き方もうまいし、二人が途中からまったく接触をもたない形で
進んでいくのもドキドキをあおる。

ケインとアベルを思い出した。
まったく違うけど。


内容(「BOOK」データベースより)
14歳の冬、父親を殺された―親友が、大事なものを、すべて奪っていく。刑事による警官殺し。憎悪と絶望を胸に、親友だった二人の人生は激変する。仇討ちを誓った少年は刑事に。世間を敵にまわした少年は裏側の世界に。その間で揺れ動く女心ふたつ。二人の人生は二度と交差しないはずだった。さらなる事件が起きるまでは―。一気読み必至。乱歩賞作家が射止めた、会心の感動ミステリー。
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2014年3月23日日曜日

over the edge 堂場 瞬一

途中でギブアップ。。
決して面白くなかったわけでじゃなくて、この時期すごく疲れていて
頭を使いながら読むことができませんでした。

内容(「BOOK」データベースより)
視察のため来日したニューヨーク市警のブラウンには裏の目的があった。それは東京で失踪した旧友を探すこと。旧友は世界的IT企業の幹部で、日本支社設立に動いていた。だが調査開始直後、ブラウンは何者かに襲われる。彼を助けたのは元刑事の探偵・濱崎だった。面白いから手伝うと申し出た濱崎に、ブラウンは反発を覚えながらもいつのまにか手を組むことに。人種や立場の境を越え辿りついた真実とは。



2014年3月17日月曜日

神様のカルテ2  夏川 草介

また読めなかった。。。
パート1と続けて読めない。
漫画は読めたんだけど。


内容(「BOOK」データベースより)
栗原一止は、夏目漱石を敬愛する信州の内科医だ。「二十四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院で連日連夜不眠不休の診療を続けている。四月、東京の大病院から新任の医師・進藤辰也がやってくる。一止と信濃大学の同級生だった進藤は、かつて“医学部の良心”と呼ばれたほどの男である。だが着任後の進藤に、病棟内で信じがたい悪評が立つ。失意する一止をさらなる試練が襲う。副部長先生の突然の発病―この病院で、再び奇蹟は起きるのか。


2014年3月14日金曜日

神様のすること平 安寿子


またもや、、読めなかった。。。また借りないと。。

内容(「BOOK」データベースより)
物語を書くことにしか情熱が持てないわたしが四十歳間近で願ったこと。それは、“二親を無事に見送ること”と“小説家になりたい”という二つ。なんだかんだあったけど、神様は、わたしの願いを聞いてくれた。でも、ただで叶えてくれたわけではない―。誰もが経験する肉親との別れを、ペーソスあふれる平節で綴った、笑って泣ける超私小説。



2014年3月10日月曜日

64(ロクヨン) 横山 秀夫

やっと読めました。そして一気読みでした。
これは下手なコメントが書けないくらい近年まれにみる傑作。
横山先生の作品を待ち焦がれていたせいもあるけど、全く知らない人でも
絶対面白いテーマと展開と登場人物とひねりと深み。

絶対読んで。


内容(「BOOK」データベースより)
警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。



2014年3月4日火曜日

ワーキング・ホリデー 坂木 司

2回目かも。でもリズムと展開がおもしろくてさくっと最後まで読めました。
内容はどこにでもある、どうでもいいエピソードばかりだけど
それを一つの作品として完成させてくる、相変わらずと坂木先生の
筆力をほめたい。

内容(「BOOK」データベースより)
「初めまして、お父さん」。元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の爆弾宣言で一変!突然現れた息子と暮らすことになった大和は宅配便ドライバーに転身するが、荷物の世界も親子の世界も謎とトラブルの連続で…!?ぎこちない父子のひと夏の交流を、爽やかに描きだす。文庫版あとがき&掌編を収録。