2015年9月22日火曜日

幸せになる百通りの方法  荻原浩

やばい、、全然覚えていない。。

面白そうなのに。。
また借ります。。


内容(「BOOK」データベースより)
自己啓発書を読み漁って空回る若きサラリーマン、お見合いパーティに参加しても動物の行動を観察するように冷静になってしまう三十代女性、リストラされたことを家族に言い出せない二代目ベンチマン…この時代を滑稽に、しかし懸命に生きる人々を短篇の名手が描いた、ユーモラス&ビターな七つの物語。




2015年9月15日火曜日

おれたちの故郷 (おれのおばさん) 佐川 光晴

前のシリーズから読んでいるけど、、これは間延びしすぎ。
ちょっとした事件をぐりぐり追いかけて全体的に
薄味というか、味がしない構成になってしまった。

理由も曖昧だし、それでいいの? ってくらい強引なもって生き方。
文体とリズムがいいので最後まで読むけど特に思い返すことはないです。


内容(「BOOK」データベースより)
中学生ばかりが暮らす札幌の小さな児童養護施設・魴〓(ほうぼう)舎に存続の危機が!生きる力、信じる力をまっすぐに見つめ続ける感動の青春小説!坪田譲治文学賞受賞作『おれのおばさん』シリーズ・第一部完結編。


2015年9月14日月曜日

Qrosの女 誉田 哲也

週刊誌の内幕を楽しんでいるくらいで、謎解き要素は途中からほぼゼロになる。
正体は結構早めにばれるし、そこからは中だるみ。

また追っかけていた人もいろいろ交わるので、正直焦点が見えない。


内容(「BOOK」データベースより)
「週刊キンダイ」芸能記者の矢口慶太は、CMで話題沸騰中の美女「Qrosの女」の正体を探るが、核心に迫る情報を得られない。ようやくCMで彼女と共演した俳優・藤井涼介のネタを仕入れたので、先輩記者の栗山にサポートしてもらい、藤井の自宅を張り込む。すると「Qrosの女」とおぼしき人物を発見!それは偶然?それとも仕組まれた罠?芸能記者、ブラック・ジャーナリスト、そしてヤクザも!?ネット情報に踊らされながら、思惑が交錯し、驚愕の真相へ。


2015年9月8日火曜日

転迷: 隠蔽捜査4 今野 敏

このシリーズは鉄板。
その中でも一番の傑作だと思う。

キャリアとノンキャリア、本庁と所轄というありがちな
パターンながら、ドラマのように登場人物が生きていて
それぞれに感情移入してしまう。

そして時に怒り、時に悲しみ、時に哀れみ、という
感情が巻き起こってくる。

主人公も魅力的だがその周辺の登場人物それぞれで
短編がかけるくらい、出来上がっている。

シリーズだけど、ここだけでも楽しめるのでぜひ。


内容(「BOOK」データベースより)
大森署署長・竜崎伸也の身辺は、にわかに慌しくなった。外務省職員の他殺体が近隣署管内で見つかり、担当区域では悪質なひき逃げ事件が発生したのだ。さらには海外で娘の恋人の安否が気遣われる航空事故が起き、覚醒剤捜査をめぐって、厚労省の麻薬取締官が怒鳴り込んでくる。次々と襲いかかる難題と試練―闘う警察官僚竜崎は持ち前の頭脳と決断力を武器に、敢然と立ち向かう。


2015年9月7日月曜日

その時までサヨナラ   山田 悠介

最初からオチが分かっているけど、読んでしまいました。
おそらくリズムと文体がうまいんだと思う。
山田先生特有の流れで、テーマとオチがバレバレで
それだけでさいごまで強引に持っていく手法。

ただ、映画もドラマも小説も全然読んだことない人が
これを取るとそれなりに感動すると思う。

そんな人はめったにいないけど。

つまり、、パク○ってことか。。


内容(「BOOK」データベースより)
別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇した。仕事のことしか頭にない悟は、奇跡的に生還した息子を義理の両親に引き取らせようとする。ところが、亡き妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が託した想いとは?ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー。


2015年9月4日金曜日

正義をふりかざす君へ 真保裕一

確かに正義とはなんだ、君とはだれだ、というのが
最後まで付きまとう。

最後までなかなか目が離せないエピソードと盛り上がりが
詰め込まれているけど、ちょっと腹オチがしにくい感じ。
骨太なのは確かです。



内容(「BOOK」データベースより)
地元紙の記者だった不破勝彦は、神永美里と結婚し、義父の仕事を助けるべくホテル業へ転身する。が、やがてホテルは不祥事を起こし義父は失脚、妻との不和も重なり、彼は故郷から逃げ出した。七年後―彼は帰りたくない故郷へと戻る。元妻の不倫相手を救うために。問題を起こしたホテルを、正義の名のもとに攻撃した新聞社。そのトップに就任したのは、高校の先輩である大瀧丈一郎だった。ホテルは彼の傘下に吸収され、不破を恨む者たちが次々と現れる。そして、ついに魔の手が彼を襲う―!「正義」の意味を問い直す、渾身の長篇ミステリー!!


2015年9月2日水曜日

美しい家  新野 剛志

結構、ぐるぐる話が回る。
思いや過去の出来事や周りの評判やらが飛び交うので
整理するのに必死。

最後のほうで一本にまとまっていくけど、それがいいオチとは限らない・。・


内容(「BOOK」データベースより)
その3人は誰も、「家族」を持たなかった。重なり合った孤独の先にあるのは光か、それとも―。高校時代に姿を消した姉の行方を捜しつづけている作家の中谷。「あたしが関わるひと、みんな死んでいく」という26歳の亜樹。子供のころに“教授”と目指した黄金の里に行きたいと願う友幸。一人で生きていながら、いつも誰かを求めていた。乱歩賞作家が喪われた「家族」を描く衝撃のミステリー。