2014年9月30日火曜日

読めない遺言書 深山 亮

レビューを見る限り、すごくいい話なのですが、私はまったく覚えていないです。

結局読まずに返しちゃったのかなあ。。
時期的にそれはないはずなんだけど。

すみません、もう一回借ります。

内容(「BOOK」データベースより)
平凡な教師の竹原は、ある日、警察から父の孤独死を知らされる。いつか我が家に帰ってくると思っていた父。だが、見つかった遺言書は“全遺産を小井戸広美に遺贈する”という、見ず知らずの人物に宛てられた信じがたいものだった。家族を捨てた事への憤りとやりきれなさを胸に広美を追い始めた途端、尾行、盗撮、放火と、立て続けに事件に巻き込まれ―。竹原は遺言書を握りしめ、父が残した「謎」を追う。緻密な構成と劇的な展開が導く、驚愕のラスト。珠玉の長編推理小説。



2014年9月19日金曜日

早春の化石 柴田 哲孝

内容と展開はおもしろそうなんだけどちょっとしつこいというか
分かりづらいといか、、、。

ハードボイルドとして単純に楽しめればそれで
いいんだけど、ちょっとした謎解きがあるから
それがちときになって。

でもそこは実はたいしたことはなく、、人間模様が重点の作品。

内容(「BOOK」データベースより)
姉の遺体を捜してほしい―。福島の私立探偵・神山健介は東京から来たモデル・中嶋佳子から奇妙な依頼を受けた。二年前、ストーカーが双子の姉を拉致。だが犯人は自殺し、姉はそのまま行方不明になっていた。手掛かりは「土の中から姉の声が聞こえる」という佳子の曖昧な話だけなのだが…。やがて死んだ犯人の過去を追ううちに、戦前の満州から続く名家の闇が浮上する。『TENGU』『GEQ』の著者が贈る極上のハードボイルド・ミステリー。


2014年9月17日水曜日

笑い三年、泣き三月。 木内 昇

戦後の話にしては身近に感じられたし、その逆で昔懐かしい
別世界の雰囲気も楽しめた。

お笑いの世界にしては、当時有名な人をわざと出すようなこざかしいことは
しないで、登場人物の魅力だけで勝負しているのはさすが。

最後のオチは賛否両論わかれるけど、続きがみたい、そんな感じ。

内容(「BOOK」データベースより)
昭和二十一年、浅草の劇場・ミリオン座に拾われた万歳芸人の善造、活字好きな戦災孤児の武雄、万年映画青年の復員兵・光秀。年齢も境遇も違う三人と財閥令嬢を自称する風変わりな踊り子のふう子は、共同生活を始める。戦争で木端微塵になった夢や希望を取り戻しながら、戦後を生き抜く人々を描く傑作長編。




2014年9月12日金曜日

木暮荘物語 三浦 しをん

いや~さすが三浦先生。
鉄板の展開とテーマと会話とリズム。
このあたりだけでも満足なのに、きっちりオチで感動を与える。

昔読んだことがあったけど、それを途中途中懐かしさを感じながら
ちゃんと楽しめました。



内容紹介
小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、光子の日常を覗くことに生き甲斐を見いだすサラリーマン・神崎と、3年前に突然姿を消した恋人を想いながらも半年前に別の男性からの愛を受け入れた繭。その周りには、夫の浮気に悩む花屋の女主人・佐伯や、かつて犯した罪にとらわれつづけるトリマー・美禰、繭を見守る謎の美女・ニジコたちが。一見平穏に見える木暮荘の日常。しかし、一旦「愛」を求めたとき、それぞれが抱える懊悩が痛烈な哀しみとしてにじみ出す。それを和らげ、癒すのは、安普請であるがゆえに感じられる人のぬくもりと、ぼろアパートだからこそ生まれる他人との繋がりだった……。


2014年9月8日月曜日

その青の、その先の、 椰月 美智子

さらっと読みすぎて何も残っていない。。
たいくつとかつまらないとかじゃなくて、サクサク単純に漫画の読み切りを読んでいるよう。

電車の中でさくっと読むにはいいかと。
男性には向かないっす。

内容(「BOOK」データベースより)
ばかみたいに幸福な時間。それは、ほんの少しさみしい。最高の仲間との三年間。恋、友情、初体験…。すべてが詰まっている高校の日々。書き下ろし傑作青春小説。



七十歳死亡法案、可決 垣谷 美雨

テーマが刺激的で、期待通りの展開が続く。
人間ってそうだよなあ、みたいな話から、どちらかというと、よくある家族の絡み合いって
いう流れが多い。

このテーマにしなくてもこの小説はなりえた、そんな良作です。

内容(「BOOK」データベースより)
2020年、高齢者が国民の3割を超え、社会保障費は過去最高を更新。破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法」を強行採決する。2年後に施行を控え、宝田東洋子(55)は「やっと自由になれる」と喜びを感じながらも、自らの人生の残り時間に焦燥感を隠せずにいた。我侭放題の義母(84)の介護に追われた15年間、懸命に家族に尽くしてきた。なのに妻任せの能天気な夫(58)、働かない引きこもりの息子(29)、実家に寄りつかない娘(30)とみな勝手ばかり。「家族なんてろくなもんじゃない」、東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。すぐそこに迫る現実を生々しく描く。注目作家、渾身の書き下ろし小説。


2014年9月5日金曜日

策謀  (警視庁追跡捜査係) 堂場瞬一

最初の謎を最後の最後までひっぱりつつ、ほかの謎が絡み合ってくる。
警察ものとしてサクサク読んで、謎解きや動機の面はあまり期待しないほうがいいかも。


内容(「BOOK」データベースより)
五年前、渋谷で殺人を犯し、国際手配されていた船田透が突如帰国するとの情報が、追跡捜査係の西川大和の許に入った。逮捕されると分かりながら、なぜ船田は帰国するのか?無事逮捕できたものの、黙秘を続ける船田の態度に西川は不審を抱くのだった―。一方、五年前のビル放火事件の洗い直しを続ける沖田大輝は、犯行の動機に疑問を感じていた。細い手掛かりを求め奔走する沖田。やがて、それぞれの事件は、時を経て再び動き始める―。書き下ろし長篇警察小説。


贖罪の奏鳴曲 中山 七里

これ2回目でした。。

主人公の頭のよさとそれを追い詰める警察。
最後に弁護士が単純な事情での殺人じゃないことが分かるとどんどん
話に深みが増してくる。



内容(「BOOK」データベースより)
弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった―。「このミス」大賞受賞作家による新たな傑作誕生。



2014年9月1日月曜日

アヴェ・マリアのヴァイオリン  香川 宜子

これも。。まったく記憶にないっす。

欠片も知らない話なので、帯すら読んでない可能性大。
なんで借りたんだろう。。

内容(「BOOK」データベースより)
音楽があるかぎり私たちは生きていける!板東俘虜収容所、アウシュヴィッッ、そして21世紀の日本…。戦火をくぐり、数奇な運命に翻弄された一丁のヴァイオリンが生み出す感動の物語!!