2016年8月17日水曜日

舟を編む  三浦 しをん

まあ、誰もが知っている名作であり、内容もバレバレかもだけど、
それでも面白い。
三浦先生の作品だからってのもあると思うけど、職業の深さを伝えつつ
人間成長や恋物語や社会の厳しさやビジネスの世界の人間関係など多岐
にわたって楽しめる。

売れる本は当たり前に面白い。



内容紹介
玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説


2016年8月9日火曜日

ちょうかい 未犯調査室 1  仁木 英之

謎的な展開だけどそんなに深くはない。

さらっと進めてあっという間に終わる、そして特に残るものはない。






内容紹介
構想7年、「僕僕先生」作者心境地3部作!

通島武志は、朝の通勤で混み合う地下鉄のなかでかつての部下、枝田千秋に出会った。しかし、それは偶然でもなんでもなかった。由あって一線を退いていたこの元刑事にとっての新天地が、警察庁の外郭団体、犯罪史編纂室であり、千秋はそこの室長を任されていたのだ。
東京・吉祥寺の古ぼけたビルの一室に居を構えるこの編纂室に招集された他の人員も皆、一度は辞職願を出したほどの訳あり揃いの輩たちだった。そして、警察庁情報通信局長の岩崎から、本当の密命を告げられた武志は愕然とする。その任務とは、これから起こる犯罪を未然に防げ、というものだった――。

2016年8月3日水曜日

虚人の星 島田 雅彦


やばい、、内容全く覚えていない。。

著名な作者の著名な作品なのに。。

内容紹介
小学生のとき父に置き去りにされた星新一は、自分の中の七つの別人格に苦しめられてきた。一方、自由民主党の議員、松平は四十四歳の若さで首相に就任。血筋と顔立ちだけが取り柄の傀儡首相と思われていたが、ある日米大統領もうならせる名演説を披露して周囲の度肝を抜く――。
七つの人格をもつ二重スパイと、血筋だけが取り柄の三代目首相。交互に明かされる諜報と政権の秘密。二人が交差する時、日本の命運が決まる。国家の自殺を食いとめることはできるのか?

2016年8月1日月曜日

ひとかどの父へ  深沢 潮  

在日云々の前に内容が入ってこなかった。。

描写の問題なのか展開の問題なのか。。ごめんなさい。


内容(「BOOK」データベースより)
家には父の写真が一枚もなく、おぼろげな記憶の中で幼い朋美を膝に抱いてくれた父は、煙草の臭いがして、顎に大きなほくろがあった。父のことを思うと、身体の軸が緩んでしまうような心もとない気持ちになる。―幼くして生き別れた、その憧れの父が、在日朝鮮人?ある日突然知った事実に衝撃を受けた朋美は…「愛せない自分」と向き合う女性を描く、著者渾身の物語。