2010年10月29日金曜日

日曜日の夕刊 重松 清

これも鉄板だけど、あえてっていうのはないかなあ。
だって今回覚えている作品ないもの。

そろそろ飽きてしまったのか。。重松先生はたまーーに手を抜いた感がある
作品がある。
メソッドだけつかって、膨らませたような。
ただそのメソッドがものすごく良くできているので、まったくの外れがないのものすごいところ。

内容(「BOOK」データベースより)
日曜日、お父さんがいてお母さんがいて「僕」がいて、お兄ちゃんとお姉ちゃんは恋人がいて―。ある町の春夏秋冬、日常の些細な出来事を12の短編小説でラッピング。忘れかけていた感情が鮮やかに蘇る。夜空のもとで父と息子は顔を見合わせて微笑み、桜の花の下、若い男女はそっと腕を組み…。昨日と同じ今日なのに、何故だか少し違って見える。そんな気になる、小さな小さなおとぎ話。



2010年10月25日月曜日

スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン小路 幸也

鉄板で面白いけど、新しい発見やドキドキワクワクは特になし。
シリーズものにありがたちな面白さ、というか。

読むものがなくて困っているときに。安心して楽しめる作品って感じ。


内容(「BOOK」データベースより)
東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しい三世代の大家族。今回もご近所さんともども、ナゾの事件に巻き込まれる。ある朝、高価本だけが並べ替えられていた。誰が何のために?首をかしげる堀田家の面々。さらに買い取った本の見返しに「ほったこんひとごろし」と何とも物騒なメッセージが発見され…。さて今回も「万事解決」となるか?ホームドラマ小説の決定版、東京バンドワゴンシリーズ第3弾。


2010年10月24日日曜日

あなたがパラダイス 平 安寿子

うーん。。。あたしが読まなくてもいいかと。
更年期障害の話です。要は。

女性はいいかもしれないけど、男性のあたしには共感できるところも
しみじみ感じる話もなく。。
ただ、最後までちゃんと読めたのは、筆力があるってことなんでしょう。



内容紹介
独身図書館員・敦子、専業主婦・まどか、バツイチのライター・千里。ジュリー・ファンの3人が、老いた親や口うるさい配偶者、自分勝手な子供、ままならない自身の体と悪戦苦闘しながら、“未来”を見つけていく――。女の人生の悲喜こもごもをユーモアとアイロニーたっぷりに描く、ウイズ・エイジング物語。


2010年10月23日土曜日

カッコウの卵は誰のもの 東野 圭吾

すっごい期待したのに。。
親子モノだから泣きのシーンも多々あるのかと。

それが、、、昔の鳥人のような、スポーツもので終始して
しまいました。

親子の泣かせる話はほとんどなく、。。
どうした東野先生。

ただ、筆力と展開はアンパイなので、読んで損するってわけじゃーない。

内容(「BOOK」データベースより)
親子の愛情に、揺さぶりがかけられる。覚悟を決めた父親は、試練にどう立ち向かうのか。父と娘、親子二代続けてのトップスキーヤー。娘の所属チームの研究者は、二人の遺伝子パターンを調べさせてほしいと考える。しかし、了承するわけにはいかない。父には、どうしても知られたくない秘密があった。娘が生まれた19年前からの忌まわしい秘密が。


2010年10月21日木曜日

ラストプレゼント 秦 建日子

ドラマのことはまったく知らずに読みました。
ただ、読みながら、ドラマぽいなーと思ってしまいました。、。

悪く言えば、同じテーマと展開をちょろちょろ変えながら分かりきってラストに
もって行く感じ。
そこに驚きや発見はないです。鉄板です。
それがいい、という人が一杯居るからドラマは成り立つのかと。
視聴率ですから、すべては。

小説でそれをやると、、、ちょっと残念。
沿う考えると小説ってすごいなあ。

内容(「BOOK」データベースより)
結婚生活と娘よりも一人で生きる道を選んだ明日香は、念願の建築士の仕事に邁進していた。大きなプロジェクトを任され、若い恋人もいる。すべて順風満帆のはず…が、36歳のある日、余命三カ月の宣告を受ける。「もう一度娘と仲良くなりたい」。明日香は迷いながらも娘に会いに行く。でも、そこにいたのは…。名作感動TVドラマの小説化。


2010年10月20日水曜日

鳥かごの詩 北 重人

けっこうドスン系。
青春の話ってわけじゃなく、昭和の青年苦労話って感じ。
それはそれで奥深いものがあり、時代を感じるいい話でもある。

ただ、、、若い人には向かないんだろうなあ。

内容紹介
生きることも、働くことも、こんなにまっすぐだった。

昭和41年の東京下町。山形・酒田から出てきた受験浪人生の康夫は、生活の糧を得るために
住み込みの新聞販売店に勤めることになる。〈個室あり〉のふれ込みに惹かれてやってきたものの、蓋を開けてみれば
そこは段ボールで仕切られただけの大部屋暮らしだった。同居する配達員も人生に挫折したような風変わりな連中ばかりで、
おまけに配達先も元ヤクザの爺さんやひと癖もふた癖もある住人ばかり。慣れない東京や仕事に悪戦苦闘する康夫は、
やがて恋に悩み、のっぴきならない事件に巻き込まれていく。
あの頃の風景、下町の人情、そして団塊の青春を描いた著者初の現代小説。

2010年10月19日火曜日

書店員の恋 梅田 みか

面白いといえば面白いけど、あっという間に終わってしまうので
読後感はあまり。。

以下のサマリーでだいたい伝えきっているような感じ。
途中の1/3くらいは飛ばしても大丈夫ですw



内容紹介
どんな本も、その一冊を必要とする人がいる。誰にでも、その人を必要とする人がいる。主人公は、大手書店チェーンに勤める今井翔子(26)。入社6年目にして文芸コーナーを任せられた、書店員の仕事が大好きな女性。ファミレスの厨房で働く同い年の水田大輔という恋人がいる。彼は翔子のことを真剣に考えているが、今は、心の余裕もお金も将来の展望もない。そこに現れるのが、ケイタイ小説のベストセラー作家で歯科医師の青木譲二(35)。サイン会の打ち上げをきっかけに、翔子に好意を抱きはじめる。セレブの譲二か、先が見えない大輔か……揺れ動く翔子。そうした翔子の恋と仕事の悩みを中心に、短大時代からの親友や同僚がおりなす人間模様。
そして、最後に翔子が選んだ愛とは? お金がなくては生きていけない? でも、お金では幸せになれない? 女性の生き方、本当の愛について問う話題作。思わず涙が溢れてきます。


2010年10月15日金曜日

最後の恋 阿川 佐和子 角田 光代

競作の短編集です。
どれも小粒ですが、たまーーに2つくらいいい作品が。
どれとは言わないので探してみてください。
明らかに分かります



内容(「BOOK」データベースより)
それは、人生に一度だけ訪れる奇跡。こんなに誰かを好きになるのは、この恋で最後かもしれない。どんな結果に終わろうと、永遠に輝きを失わない恋がある。“最後の恋”をテーマに、人気女性作家が個性と情熱で磨き上げた、宝石のような8つの物語。ホームページ「YEBISU BAR」「Yahoo!Books」の大好評連載「プレミアムストーリーズ」がついに単行本化。


2010年10月13日水曜日

ガラスの巨塔 今井 彰

面白かったです。
内容も充実していて、エンタメ性もあり、リアリティにも飛んでいました。
ただ、、本当かな~というのが実感。

あまりにも作者の都合のいいような書き方だったので
そこまでか、とは思いました。
昨今のマスコミ捏造があるので、報道された内容はまったく
信じていないのですが、この本に書かれたこともちょっとくらは
膨らませていると思いながら見るのが正解。


内容(「BOOK」データベースより)
1万人を超える社員を抱え、国内外に82の支局を構える全日本テレビ協会。ここに、三流部署ディレクターから名実ともにNo.1プロデューサーにのし上がった男がいた。湾岸戦争時に作った1本のドキュメンタリーをきっかけに、受賞歴多数の社会派ディレクターとして名を馳せ、プロデューサーとして手掛けた「チャレンジX」は視聴率20%超の国民的人気番組に。天皇と呼ばれる会長の庇護の下、「選ばれし者」の特別職に誰よりも早く抜擢され、さらなる野望をたぎらすのだが…。悪意と情熱が交差するとき、栄光は汚辱に塗り替えられていく。元NHK看板プロデューサーが書き下ろす問題小説。


2010年10月11日月曜日

プロが教える年収300万でも表参道に家を... 加瀬 恵子

ひさしぶりにタイトルに完全にだまされた作品。
だって、買えないもの、家が。
まったく。
それらしいこともなく。

確かに不動産やマンション投資的な話ではあるので
完全は外れではないけど、、いや、完全な外れだ。

何度も言うけど、300万円で表参道に家が買えるという
記述も、テーマに挑むことも、関連性もまったくない。

ひどい。。


内容(「BOOK」データベースより)
不動産は動かして「買って→貸して→売って」増やすもの。いつ、どんな物件を、どうやって買うか?


2010年10月10日日曜日

赤朽葉家の伝説 桜庭 一樹

噂どおりの面白い作品。テーマ、内容、リズム、展開、すべて文句なし。
あえて言うならオチが弱いことだけど、そえrは桜庭先生の作品に求める
ものじゃーない。
(文学だからw)

ただ、癖もあるので読みづらい人もいると思うので、賛否両論はあると思われ。
私は大好きです。

内容紹介
千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもない私。戦後史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たちを比類ない筆致で鮮やかに描き上げた雄編。日本推理作家協会賞受賞を受賞した桜庭一樹の代表作がついに文庫化!
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2010年10月8日金曜日

大金星 水野 敬也

前のゾウの話が面白かったので借りてみましたが、普通の本になってました。
前のような面白い設定やためになりそでならないというか、眼からうろこが
落ちないような、当たり前の話しを妙に面白くそしてなんとなくストンと落ちる話じゃないです。


内容紹介
『夢をかなえるゾウ』水野敬也の初長編誕生

『夢をかなえるゾウ』著者・水野敬也氏の『夢ゾウ』以来の書き下ろし。
「お金も才能も肩書も容姿も関係なく、僕たちでも
手に入れられるものが一つだけある。それは---------」
ありがちな日常を送る若者たちが、新しい世界へ踏み出すための
「勇気」と「技術」を身につけていく物語。



2010年10月7日木曜日

天窓のある家 篠田 節子

いや~不思議な話ばかりでした。
ただ、どすん、と残った話はなく、記憶に残るものもなく。。

読み応えはあったはずなのに、なぜかお勧め度合いが少ない。

不思議な作品です。
なので内容の紹介は私からはできない状態。。

内容(「BOOK」データベースより)
こんなはずではなかった。なぜ、こんなふうになってしまったのか。気づかぬうちに日常に巣食う焦燥。人生に疲れた女の心をかき乱す隣人。幸せを願いながら、いつのまにか何を求めていたのかよく分からなくなってしまった―。なぜ、あの人はしあわせそうにしているの?ちいさな衝動がおさえられなくなる…心もからだも不安定な中年世代の欲望と葛藤をあぶりだす、リアルに怖い9編。

2010年10月6日水曜日

夕暴雨―東京湾臨海署安積班 今野 敏

実はこのシリーズはほとんど呼んだ記憶がなかったので
ちょっと楽しみでした。
ドラマのイメージがもう強くなっていたせいもあるけど
キャラクターがドラマどおりだったので逆に面白かったです。

短編的なながれもありつつ、しっかり読ませる長編で、読み応えも十分。
ファンが多いのも納得です。


内容(「BOOK」データベースより)
湾岸地域の巨大イベントに爆破予告があり、安積班と相楽班は、警戒警備にあたるが…。TVドラマ「ハンチョウ」原作の安積警部補シリーズ。


2010年10月5日火曜日

cc:カーボンコピー 幸田 真音

これもちょっと期待はずれ。

幸田先生はもっと情報の深みがあったのになあ。
恋愛の話で、男女の行ったりきたりの話。
業界の話がちょろとある程度で、男女の話として読ませるのも
ちとつらい流れ。

ま、作者への思い込みが強くて、イメージと違ったけど
最初から恋愛小説を読むつもりでいれば、、、。

内容(「MARC」データベースより)
広告代理店で働く、山里香純41歳。年下の恋人である生命保険会社の広報担当、広崎研吾を助けるため、保険金不払い問題に対処する広告プロジェクトを手がけるが、思わぬ波紋が社会に広がり、私生活にも-。

2010年10月3日日曜日

エクサバイト 服部 真澄

テーマもテンポも悪くないのに、深みや取材が弱くて少々残念。こちらの方の作品が
それが一番期待を持てる部分なのに。

この分野(SF、近未来、IT)はそれなりに強いと思ったのになあ。
要は、自分の見たものすべてを頭のチップに記録しておいて、
それにまつわるデータの取り合いや不具合や世界的な陰謀やらってお話。

ただ、この分野をまったく知らない人には当然のことながら不思議で
面白い作品に成っていると思うので、業界のことをまったく知らない人はぜひ。



内容(「BOOK」データベースより)
次世代メディア“ユニット”によって、一躍、時代の寵児となった映像プロデューサー・ナカジ。彼に持ちかけられた新ビジネスは、歴史を一変させてしまうような壮大なプロジェクトだった。だがそこには、恐るべき罠が待ち受けていた…。服部真澄の真骨頂、最先端情報小説の傑作。


2010年10月2日土曜日

警視庁情報官  濱 嘉之  

話が飛び飛びで焦点が合わせずらかった。
読後感もスカスカで、ちょっと残念。
でも人気の高いシリーズなので、次回作をちゃんと読んでみよう。。


内容説明
ここまでやるのか!公安捜査の超ディテール「事件は起きる前に解決せよ」警視総監直々の極秘捜査指令にノンキャリエリート警視が大活躍。公安捜査のエースが実体験を元に書き下ろすノンフィクションノベル


2010年10月1日金曜日

フェロモン 神田 茜

なぜ借りたのだろう。。。そして悲しい出来事が。
この本を読んでいる途中で、網棚に上げておいたら
ふとした瞬間に盗まれていた。。

もう一〇年近く使っていた愛用のブックカバーも
盗まれたので大ショック。

内容は、、覚えていないっす。
アマゾンで買って返しました。


内容(「BOOK」データベースより)
こんな私でも悪くない、と思えるときもある。代わり映えのしない毎日にへこみ気味の5人の女性たち。それぞれの平凡な人生に輝きを取り戻させたのは…?力の抜けた愛おしい日常を巧みに描く小説デビュー作。