2011年5月30日月曜日

龍神の雨 道尾 秀介

ミステリというか推理小説の体はなしているけど
ちょっと方向性が最後までつかめなかった。

読み方がおかしいかもしれないけど、過剰な期待があって
何かこの書き方はすごいオチにもっていくのかなあ
と思ったら、悲しい形でどんどん展開していった。。

あまり言うとよろしくないのでこれまでにするけど
道尾先生の作品である「深くて謎解き」みたいなものを
期待すると肩透かし。

内容(「BOOK」データベースより)
人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。最注目の新鋭が描く、慟哭と贖罪の最新長編。

2011年5月20日金曜日

製鉄天使 桜庭 一樹

最近好きな桜庭先生の作品だけどこれは昔書いていた
ライトノベルの感じに近い。

なので、、ちょっと個人的には期待はずれ。
(ただ、これが本流だ! という人も居ると思う)
最近の桜庭先生の作風が好きな人は避けて。

内容(「BOOK」データベースより)
辺境の地、東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがてレディース“製鉄天使”の初代総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す―あたしら暴走女愚連隊は、走ることでしか命の花、燃やせねぇ!中国地方にその名を轟かせた伝説の少女の、唖然呆然の一代記。里程標的傑作『赤朽葉家の伝説』から三年、遂に全貌を現した仰天の快作。一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける。

2011年5月17日火曜日

リストラに乾杯! 汐見 薫

リストラされつつも理不尽さと戦いそして、、って感じの
よくある流れです。
ただ非常に読みやすく共感も得やすいので、電車で気持ちよく
サクサク読める社会人系小説を探していたら是非。



内容(「BOOK」データベースより)
人生暗転の瞬間は5分だった!51歳・銀行マン、転職の軌跡。銀行業務の内幕とバラバラ崩れゆく家族関係をリンクさせ、経済小説と家庭小説の両面を堪能させてくれる。強権発動の元上司に宣戦布告する仇討ちの展開も興味満点。大手銀行をリストラされた主人公の苦悩を通して、働くことの意味を問う。

2011年5月16日月曜日

名前探しの放課後(上) 辻村 深月

さすが辻村先生。
すごいです。

何がすごいって、オチとその布石の打ち方、もって生き方そこが
最もすごいけどそれがなくても青春小説として十二分に楽しめる展開とリズム。

上下でちょっと長いけど、もし手元にあって家で読み始めたら
途中でやめられなくなる。
オチのことはあまり気にせず、引き込まれて止まらなくなる小説を
読みたい、と思ったら是非。

内容(「BOOK」データベースより)
「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。―自殺、するんだ」「誰が、自殺なんて」「それが―きちんと覚えてないんだ。自殺の詳細」不可思議なタイムスリップで三ヵ月先から戻された依田いつかは、これから起こる“誰か”の自殺を止めるため、同級生の坂崎あすならと“放課後の名前探し”をはじめる―青春ミステリの金字塔。

2011年5月15日日曜日

鉄槌! いしかわ じゅん

ネタが面白かったので借りました。

ノンフィクションなのでそこそこ楽しめたけど
引っ張りすぎなので途中であきました。。

こんなこともあるんだなー的な裁判の実体験話。

内容(「BOOK」データベースより)
降りしきる雪、迫りくる闇―。厳寒の山中でスキーバスに取り残された著者は、バス会社から何の謝罪も受けぬばかりか逆に訴えられるはめに…。実体のつかめない弁護士の仕事ぶりにいらだち、必要書類のいいかげんさにあきれ、あげくのはてには偽証人の出現に驚愕!裁判の不条理さや不可思議さを徹底的に綴った、法廷バトル・ノンフィクション。文庫化に際し、事件の鍵を握る偽証人への突撃取材を敢行!今明かされる真実とは。

2011年5月10日火曜日

ROCKER 小野寺 史宜

リズムが、、、生理的に合わず。。。
30pくらい挫折しました。。。



内容(「BOOK」データベースより)
プチ不登校の女子高生・美実(16歳♀)といいかげん高校教師ギタリスト・永生(27歳♂)。ロック部創設をもくろむ少年、同性しか愛せない女教師、突き進む女性総合格闘家…元いとこ同士のふたりと愛すべき人々が織り成す、痛快かつ感動の物語。第三回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作。

2011年5月2日月曜日

ダブル・スパイラル 米山 公啓

これ、、前に読んだ。。。
やばい、、忘れてまた借りちゃった。。。

ま、最後まではなんとか読めるけど、って感じです。

内容(「MARC」データベースより)
遺伝子研究の第一人者であった荻原は、ある偶然から自身が重篤な病を引き起こす遺伝子を持っている事を発見した。遺伝子操作は神の奇蹟か、それとも悪魔の業か? 医学情報を盛り込んだミステリー。


2011年5月1日日曜日

分身 東野 圭吾

こちらも10年ぶりくらいに読み返した作品。
(たまたまこの時期図書館の改装で借りられなかった)

東野先生の作品の中ではこちらも中の下だけど映画やドラマには
うってつけのテーマ。
なぞや流れも浅いし。


出版社/著者からの内容紹介
私にそっくりな人がもう一人いる。あなたにそっくりな人がもう一人。札幌で育った女子大生と、東京で育った女子大生…。宿命の二人を祝福するのは誰か。追跡と逃走の遥かな旅が始まるサスペンス。