2015年2月26日木曜日

プラチナデータ  東野 圭吾

映画を先に見てしまったせいで、完全に読み飛ばしてしまいました。。
ちょっとオチが違うけど、流れや強引な展開は変わらず。

しかし前にも書いたけど、惜しいなあ。
このテーマと展開ならもっと面白くかけたのに、昔なら。


内容(「BOOK」データベースより)
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の“彼”。果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。


2015年2月23日月曜日

アクティブメジャーズ 今野敏

これ、、、読めませんでした。。
もう一回借ります。。。

内容(「BOOK」データベースより)
警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッション。それは、同僚で公安外事課のエース、葉山の動向を探ることだった。同じ日、新聞社の編集局次長が、マンションから転落して死亡した。自殺の線で事件を幕引きしようとする所轄の方針に、本庁と倉島は疑念を抱く。マスコミ界の大物の死、そしてエース公安警察官に降りかかる疑惑。二つを結ぶのは、謎の女性。マスコミ、ロシア、そして公安部と刑事部。さまざまな思惑が入り乱れる状況を、倉島警部補はどう読み解いていくのか。知的興奮がとまらない、国を守る公安警察官を描く警察小説。



2015年2月21日土曜日

マスカレード・ホテル  東野 圭吾

東野作品を久しぶりに読んだけど、、、落ちたなあ、、って印象。
一気読みは変わらないんだけど、もっとグイグイきてさらに深みに
はまっていたのに、今は面白い話書くね、くらいの実力になってしまった。

これはこれでおもしろく読めたけど、特に真相ってほどのこともなく
いくらでもどんなオチも作れた感じ。

惜しいなあ。


内容(「BOOK」データベースより)
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。



2015年2月18日水曜日

怪物商人 大倉喜八郎伝  江上 剛

書きたいことがありすぎて、箇条書き的に盛り込みすぎた感。
いや、ちゃんとエピソードごとの盛り上がりはあるんだけど
それがもっと深くて長いほうがいいと思ってしますくらい、すごい
伝記です。

最後の最後まで事業欲を失わず、従来のイメージを覆す伝記になってます。

内容(「BOOK」データベースより)
大成建設、帝国ホテル、東京経済大学、本渓鋼鉄公司―一代でのし上がった傑物の生涯に光を当てる長編小説。


2015年2月12日木曜日

胡蝶殺し 近藤史恵

歌舞伎の世界を垣間見える瞬間と、その厳しさ、怖さ、残酷さを
感じることができる。

子供の才能と親の苦悩はワンセットなんだと改めて思った。
傑作です。



内容紹介
歌舞伎子役と親同士の確執を描くミステリー

「美しい夢ならば、夢の中でも生きる価値がある」
『サクリファイス』で大藪春彦賞、第5回本屋大賞2位を獲得した、近藤史恵氏が長年温めてきた、歌舞伎の子役を主人公にしたミステリー。
市川萩太郎は、蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。花田屋の中村竜胆の急逝に伴い、その息子、秋司の後見人になる。同学年の自分の息子・俊介よりも秋司に才能を感じた萩太郎は、ふたりの初共演「重の井子別れ」で、三吉役を秋司に、台詞の少ない調姫(しらべひめ)役を俊介にやらせることにする。しかし、初日前日に秋司のおたふく風邪が発覚。急遽、三吉は俊介にやらせる。そこから、秋司とその母親由香利との関係がこじれていく。さらに、秋司を突然の難聴が襲う。ふたりの夢である「春鏡鏡獅子」の「胡蝶」を、ふたりは舞うことが出来るのか…?


2015年2月10日火曜日

暴雪圏  佐々木 譲

これ、二回目だった。。
いや、すごい話なのは分かっているけど、ドキドキしながら
先に進む系の話だから、、どうしても読む気が。。
ごめんなさい、忘れたころもう一回読みます。



内容(「BOOK」データベースより)
三月末、北海道東部を強烈な吹雪が襲った。不倫関係の清算を願う主婦。組長の妻をはずみで殺してしまった強盗犯たち。義父を憎み、家出した女子高生。事務所から大金を持ち逃げした会社員。人びとの運命はやがて、自然の猛威の中で結ばれてゆく。そして、雪に鎖された地域に残された唯一の警察官・川久保篤巡査部長は、大きな決断を迫られることに。名手が描く、警察小説×サスペンス。


2015年2月9日月曜日

12月の向日葵  永瀬隼介

いやぁ~久しぶりに骨太の小説。
時代が30年近くたつんだけど、それぞれの章立てが
よく出来ていて、さらに男女や男同士、警察対やくざ、時代、など
さまざまな切口がそれぞれ邪魔しないで、うまく融合されている。

これはテーマな人間ドラマをうまく構成できた作者の筆力を
ほめるべきだろう。
ここまで盛りだくさんで、完璧な小説は本当にほぼ見ない。

男同士的な話が自分は一番気に入ったので、その点でも
気を付けて読んで。


内容(「BOOK」データベースより)
暴力団・東鬼会の構成員と、警視庁・浅草警察署の巡査。高校柔道部の同期生・香坂一と弓削慎二は卒業後、対極の道に進んだ。互いの仕事と一人の女性をめぐり危うく交錯しながらも、絆を保ち続ける二人。だが、それぞれの世界で伸し上がる果てに、決定的な局面が…警察小説、ノワール、青春小説の醍醐味満載の大熱作!


3652―伊坂幸太郎エッセイ集 伊坂 幸太郎

これは完全に借りただけ。まったく読んでいなっす。
また借ります。。



内容(「BOOK」データベースより)
「喫茶店」で巻き起こる数々の奇跡、退職を決意したあの日のこと、「青春」の部屋の直筆間取り図、デビュー前のふたりの恩人、偏愛する本や映画に音楽、「干支」に怯える日々、恐るべき料理、封印された「小説」のアイディア―20世紀「最後」の「新人作家」が歩んできた10年。



2015年2月7日土曜日

レミングスの夏 竹吉 優輔

やばい。。
全然覚えていない。。
おそらく途中で飽きて読まなくなったと見た。

でも、内容とかレビューとか見ると面白そうだから
相当眠かったのか。

また借ります。。


内容紹介
僕たちは、あの夏から出られない――。
人生を賭けた少年たちの計画が、変わりゆく街と許されざる罪に鉄槌を下す。
少年たちのひと夏。青春と断罪のミステリー!

『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞。
東野圭吾氏、桐野夏生氏、今野敏氏らの絶賛を受け、華々しくデビューした
若き乱歩賞作家、感涙必至! 魂の受賞第一作!!


「レミングは自殺しない。集団で移動して、海や川を渡るんだ。必死で……新天地に向かうために」
計画の先に辿り着く。必ず、全員で――。

誰の心にもある、中学時代の甘く、苦く、切ない思い出。
80年代生まれの新鋭が綴るどこか懐かしい筆致が、あなたの心の奥をノックします。


2015年2月4日水曜日

千年ジュリエット  初野 晴

これ、、読んでた。
二回目だ。
ただ、吹奏楽の舞台と文化祭ここの出来事がちょっと甘酸っぱい
青春と苦悩を思い出すとてもい青春もの。

たまに推理ものとして特化している話もあるので
それは純粋に楽しもう、と言いたいところだけど
絶対にオチは分からない。。


内容(「BOOK」データベースより)
清水南高校、文化祭間近、晴れの舞台を前に、吹奏楽部の元気少女・穂村チカと、残念系美少年の上条ハルタも、練習に力が入る。そんな中、チカとハルタの憧れのひと、草壁先生に女性の来客が。奇抜な恰好だが音楽センスは抜群な彼女と、先生が共有する謎とは?(「エデンの谷」)ほか、文化祭で巻き起こる、笑って泣ける事件の数々。頭脳派ハルタと行動派チカは謎を解けるのか?青春ミステリの必読書、“ハルチカ”シリーズ第4弾!


2015年2月2日月曜日

噂の女  奥田英朗

噂の中心の女性が次々と事件というかちょっとした
各所の出来事に巻き込まれる。

ただ、その女性の視点は一切なく取り巻く人たちの視点と
その後も次の連作で一瞬触れるだけで、ここはある程度
独立して構成してる。

なので深夜ドラマの30分ものでワンクールやるとちょうどいい
短編集。

最後の最後で何かおもしろいオチがあるといいと期待したけど
特になし。


内容紹介
美幸って、知っとる? この町のどこか夜ごと語られるは彼女にまつわる黒い噂──。町で評判のちょっと艶っぽいイイ女。雀荘のバイトでオヤジをコロがし、年の差婚をしたかと思えば、料理教室で姐御肌。ダンナの保険金を手に入れたら、あっという間に高級クラブの売れっ子ママに。キナ臭い話は数知れず、泣いた男も星の数――。美幸って、いったい何者? 愛と悲哀と欲望渦巻く人々を描く、奥田節爆裂の長編小説。