2015年11月29日日曜日

闘鬼 斎藤一 吉川 永青

本当に申し訳ありません。

全く読まずに終わってしまいました。また借ります。。

内容(「BOOK」データベースより)
芹沢鴨暗殺、池田屋襲撃、禁門の変などに関わり、永倉新八に「沖田は猛者の剣、斎藤は無敵の剣」と語らしめた。剣による命のやりとりから、兵による戦へと変わっていく激動の幕末を生き抜き、新選組隊長として会津戦争に参戦。警察官として明治の世まで命をつないだ一人の漢の半生を描く。新選組三番隊隊長を描く渾身の書下ろし時代小説。


2015年11月24日火曜日

水の中の犬  木内 一裕

これ、二回目。
でも面白くて、グイグイ読んで、最後は泣き泣きの話。
男、ど真ん中のハードボイルド、といいつつ、そんなに読者を絞るものでもない。

だれでも面白く読めると思うけど、ぜひ男子にすすめたい。

内容(「BOOK」データベースより)
探偵の元にやってきた一人の女性の望みは恋人の弟が「死ぬこと」。誰かが死ななければ解決しない問題は確かにある。だがそれは願えば叶うものではなかった。追いつめられた女性を救うため、解決しようのない依頼を引き受けた探偵を襲う連鎖する悪意と暴力。それらはやがて自身の封印された記憶を解き放つ。


2015年11月20日金曜日

光媒の花 道尾 秀介

レビューの評価も高く、文学的要素も強い作品、みたいだけど。。
全く覚えていない。。
なぜだろう、道尾先生の作品は結構好きなのに。
一作だけ、ちょっと嫌悪感が強い作品があったらそれから
読まなくなってしまったのかも。


内容(「BOOK」データベースより)
一匹の白い蝶がそっと見守るのは、光と影に満ちた人間の世界―。認知症の母とひっそり暮らす男の、遠い夏の秘密。幼い兄妹が、小さな手で犯した闇夜の罪。心通わせた少女のため、少年が口にした淡い約束…。心の奥に押し込めた、冷たい哀しみの風景を、やがて暖かな光が包み込んでいく。すべてが繋がり合うような、儚くも美しい世界を描いた全6章の連作群像劇。第23回山本周五郎賞受賞作。


2015年11月17日火曜日

神秘 白石 一文

名作なのか、文学なのか。。
だらだらと細かいエピソードが続き、盛り上がりというか
山場がどこだかつかみづらい。

この手の話には、やっぱり感情移入するポイントがいくつか
ないとちとつらい。



内容(「BOOK」データベースより)
五十三歳、大手出版社役員の菊池。医師の妻とは五年前に離婚して、双子の娘たちも独立、再びの独身生活を謳歌していた。同期の出世頭で、次期社長と目されていたが、ある日、末期の膵臓がんに冒されていることがわかる。医師から「余命一年」を宣告されたが、治療を受けることはせず、直感に従って神戸に移住し…。この世界と人間の営みを明かす白石文学の集大成!


2015年11月12日木曜日

キャリア警部・道定聡の苦悩  五十嵐 貴久

コンビの会話や設定は悪くない。深夜ドラマみたい。
ただ、、実際の事件や推理はちょっと中途半端。

ここが一番重要視しないといけないと思うけど、五十嵐先生や
リズムや会話がうまい先生なので致し方なし。


内容(「BOOK」データベースより)
東大卒で警察庁に採用されたエリート中のエリート、道定聡、25歳。将来を約束されたキャリア組として群馬県警に配属され総務課長を務めていたが、ある日、部下の不祥事により責任を負わされることになる。異動先は、まさかの警視庁捜査一課強行犯三係だった。道定は新米刑事として、スタイル抜群の美人だがまったくやる気のない山口ヒカルとコンビを組まされることに。何も分からないまま、新宿で起きた高層マンションOL飛び降り事件の現場に向かうが…。(第一話「Gの密室」)ミチサダ&ヒカルの“迷”コンビが、完全犯罪と思われた5つの難事件に挑む!



2015年11月11日水曜日

ヒア・カムズ・ザ・サン  有川 浩

これはまた深い話で。。
さくっと読むこともできるけど、前半の作品はまさに良作。

ただ、後半は、、いらないんじゃないかなあ・・・。


内容(「BOOK」データベースより)
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説。大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていく。有川浩meets演劇集団キャラメルボックス。小説×演劇の全く新しいクロスオーバーから生まれた物語の光。


2015年11月9日月曜日

マリアビートル  伊坂 幸太郎

これ、2回目だ。。
でも知っていてもグイグイ読んでまったく飽きない名作。
伊坂ワールド前回でグラスホッパーをたまたま2か月くらい前に読んだせいも
あって、つながるつながる。

最後までぜひ読んでほしい。読後感がハンパなくいい。



内容(「BOOK」データベースより)
元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。3年ぶりの書き下ろし長編。


2015年11月4日水曜日

テノヒラ幕府株式会社 安藤 祐介

最後のほうはちょっと微妙だけど、それ以外は若者とベテランの
ぶつかり合いやベンチャー企業の悩みなど通じるものがあった。

起業したばかりの人や若い会社の人にはぜひ読んでほしいかも。
そんなに個別の案件を深堀しないでさらっと読めるのもいい。



内容(「BOOK」データベースより)
フリーターの拓真は、若手社長の寺井サチが興したスマホゲーム開発企業で働くことになった。同期入社は一流企業から転職してきた小野里譲二、55歳。生まれも育ちも違う人々と働くなかで生じる軋轢。我慢するべきか、ぶつかるべきか?個性あふれる面々が迎える予想外のラストとは―「意味がない」「仕方がない」その口癖を呑み込み、向き合え!日々働くあなたに届けたい、組織人への応援歌!!


2015年11月3日火曜日

神去なあなあ夜話  三浦 しをん

シリーズ第二弾。
こっちは恋愛が強めのシリーズ。ほぼそんな感じ。
だから林業での成長とか田舎暮らし的な要素はほぼゼロ。

個人的はそっちがよかった。


内容(「BOOK」データベースより)
三重県の山奥で、林業に取り組む平野勇気、二十歳。神去村の起源、住人の暮らし、もちろん恋にも、ぐいぐい迫ります。お仕事小説の旗手が贈る、林業エンタテインメント小説の傑作。


2015年11月1日日曜日

美人薄命 深水 黎一郎


ちょっと辛い系の話かと思い読み進めるといい意味か悪い意味かは
別にしてちょっとした裏切りがある。

ここの分岐点で、評価が分かれる気がする。
自分は悪い意味のほう。読みつかれるというか、意味を考えるのに
必死になって、飽きちゃった。。



内容紹介
孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。
家族を失い、片方の目の視力を失い、貧しい生活を送る老婆は、将来を約束していた人と死に別れる前日のことを語り始める。
残酷な運命によって引き裂かれた男との話には、総司の人生をも変える、ある秘密が隠されていた。
切なさ溢れる衝撃の結末が待ち受ける、長編ミステリー。