2008年1月12日土曜日

四度目の氷河期 荻原 浩

少年の目線で展開される小説だから、途中でイラっとくるテンポだけど
内容はいい。

末尾の紹介だと分かりづらいけど、ようは自分+父親探しの作品だ。
最後はちょっと冒険チックになるけど、中高生に読んでもらうといいかも、という
レベルで、起伏に飛んで面白い、とか、心に残る、ってほどじゃーない。
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内容(「BOOK」データベースより)
人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした―何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。「自分」を生きるため、本当に大切なことって何?『明日の記憶』の著者が描く、今ここにいることの奇跡。感動青春大作。17歳の哀しみと温もりが、いま鮮やかに甦る。


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