江戸川乱歩賞というだけあって、本好きが読んでも不満点がない作品。
ただし、テーマは思いので事件系の話を読む人でないとお勧めしない。
描写はなく、事例が中心なのでそんなにひどくないけど、事件が多いので
やっぱり気分は重くなる。
最後も身勝手な人が身勝手に終わらせる内容だが、一応のオチもあり
救いもある。
事件系で救いがあるオチがいい人にはお勧め。
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内容(「BOOK」データベースより)
少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が日本中を巻き込んだ―。絶対に捕まらない―。運命が導いた、哀しすぎる「完全犯罪」。『天使のナイフ』の薬丸岳が描く、欲望の闇の果て。江戸川乱歩賞受賞第一作。
2008年1月13日日曜日
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