2014年3月26日水曜日

友 鏑木 蓮

これは深い。
そして映画にしやすい。

登場人物の描き方もうまいし、二人が途中からまったく接触をもたない形で
進んでいくのもドキドキをあおる。

ケインとアベルを思い出した。
まったく違うけど。


内容(「BOOK」データベースより)
14歳の冬、父親を殺された―親友が、大事なものを、すべて奪っていく。刑事による警官殺し。憎悪と絶望を胸に、親友だった二人の人生は激変する。仇討ちを誓った少年は刑事に。世間を敵にまわした少年は裏側の世界に。その間で揺れ動く女心ふたつ。二人の人生は二度と交差しないはずだった。さらなる事件が起きるまでは―。一気読み必至。乱歩賞作家が射止めた、会心の感動ミステリー。
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