2015年4月9日木曜日

獣眼 大沢在昌

設定は「おいおい」って感じなのだけど、不思議と違和感なくさくさく
読めてしまうのは、大沢先生の筆力の高さかと思う。
オチは作りこみが甘いまま、流れで書いてしまったような気がするけど
まあ、それも大沢先生にありがちな形。

こういう設定じゃなくて、いつもの警察ものだったらそれはそれで
有だけど。


内容紹介
腕利きのボディガード・キリのもとに、河田早苗と名乗る女性から警護の依頼が。対象者は森野さやか、17歳。期限は1週間。さやかは人の過去を見抜ける「神眼」という特殊能力を持っており、近々その能力が現れるらしい。その驚異的能力を恐れ「神眼」が目覚める前に彼女の抹殺を企てる「ツブシ」と呼ばれる暗殺集団。しかも「神眼」の持ち主で教団を主宰しているさやかの父・河田は、あと一週間以内に死ぬ運命にあるという。キリはさやかを守れるか?



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