桐野先生らしくないタイトルだけど、内容は予想通り。
ただ、そんなにグロくもなく、重すぎることもない。
かといって楽しくドキドキしながら読む作品でもないので
桐野先生のいつものドスンはないけど、暗くなる、そんな作品。
ささやかな<日常>に、豊饒な世界を描き出した、再生と希望の物語。
夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。8年ぶりにあらわれ強引に同居を迫る長男・彰之。長女・美保を巻き込み持ちあがる相続問題。しかし、なによりも敏子の心を乱し、惑わせるのは、夫の遺した衝撃的な「秘密」だった。
2015年4月29日水曜日
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