2015年10月5日月曜日

断固として進め   江上 剛

江上先生は当たり外れがある。
ただ、外れでも読み応えはあるし、ほかの作家の方々よりは
面白いんだけど。

今回は外れに近い。
もっと企業に深堀するか、人に深堀すればいいのに、どちらにも
付かずに、取材して知ったことをちょっと小説風にした、という感が
ぬぐえない。


内容(「BOOK」データベースより)
人類の存亡をかけたエボラ出血熱との闘いが続くなか、富士フイルムの薬剤が全世界から注目を浴びた。果敢な経営を続ける同社はしかし、今世紀に入り本業消失という未曾有の危機に陥っていた。窮地に抗して未経験の化粧品開発に挑み、大ヒットを生んだ経緯をモデルに、社員たちの不屈の奮闘を描く迫力ビジネス小説。変われる者だけが生き残る。全ビジネスマンが今なすべきことがここに!


0 件のコメント: