2015年10月7日水曜日

すべての神様の十月 小路 幸也

これも二回目でした。。

でも全く後悔なし。
覚えていても面白く、ちゃんとエッジがたった短編になっています。
それぞれの神の存在意義が従来のイメージをそれぞれ覆し
決してファンタジーよりにもなっていなくて、人間模様として
楽しめます。


内容(「BOOK」データベースより)
榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も「幸せ」を感じたことがないらしい。なぜなら「幸せ」を感じた瞬間、死神は…(幸せな死神)。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら「小吉人生」と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ…(貧乏神の災難)ほか、4篇。神様たちの意外な目的が胸を打つ短篇集。


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