2016年4月20日水曜日

幻霙 斉木 香津

いや、、救いがないなあ。。
あまり説明してしまうと作品の面白さが欠けるのでこのくらいで止めるけど
読み応えはある。
そして読み進めることも可能だし飽きもこないけど、読後感はあまりいいものじゃない。


内容(「BOOK」データベースより)
蒼太は、川崎の倉庫で派遣アルバイトとして働いていた。本来ならグラフィックデザインの会社に就職するはずだったが、人員に空きが出るまで待たなければならなかった。桃里は、川崎の倉庫へ派遣アルバイトとして働きにきた。洋服屋のショップ店員だったが厳しい販売ノルマや人間関係がうまくいかず、どこのショップも長続きしなかった。蒼太と桃里は出会い、一緒に暮らし始めた。ある日、ニュースで流れた無差別殺傷事件の映像を見て、桃里はその犯人と蒼太が似ていると言う。思いがけない桃里の言葉に動揺する蒼太。自分と犯人の類似点を見出そうとする蒼太に、桃里は違和感を抱いていく…。



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