2007年6月5日火曜日

行きずりの街 志水 辰夫

普通の人が、大事件に巻き込まれるという志水先生っぽいというか
変化球というか。。
巻き込まれるさまは、リズムがよくついつい引き込まれる。
最後もなかなかのオチで、読後感もいい。


内容(「BOOK」データベースより)
女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。退職後、郷里で塾講師をしていた彼は、失踪した教え子を捜しに、再び東京へ足を踏み入れた。そこで彼は失踪に自分を追放した学園が関係しているという、意外な事実を知った。十数年前の悪夢が蘇る。過去を清算すべき時が来たことを悟った男は、孤独な闘いに挑んでいった…。日本冒険小説協会大賞受賞作。

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