2007年7月20日金曜日

ナイチンゲールの沈黙 海堂 尊

バチスタシリーズ第2弾。
1作目が好きな人には文句なく楽しめる、いや逆にもっと楽に読めるかも。
1作目にあった、慣れていないリズム感や、白鳥の唐突感などが解消
されているので、安心して、最後まで楽しめます。


ただ、ミステリーとしての仕掛けは薄く、余計なエピソードが多いので
シリーズが好きだ、という人にこそお勧め。
ミステリーや本格推理を求めている人は、一瞬考えてください。。

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出版社 / 著者からの内容紹介
第4回『このミス』大賞受賞作、25万部突破のベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に続くメディカル・エンターテインメント第2弾!
バチスタ・スキャンダルから9ヵ月後、愚痴外来田口&ロジカル・モンスター白鳥コンビが帰ってきた!

(STORY)
東城大学医学部付属病院、小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、
眼球に発生する癌網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。
眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちの
メンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。

その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は
院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で
緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、
事件は思いもかけない展開を見せていく…。

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