2014年1月28日火曜日

ZONE 豊洲署刑事・岩倉梓 福田 和代、 小林系(こばやし・けい)

一つ一つが結構しっかり作ってある短編小説。
警察小説にしてはそんなに意地の張り合いや政治的な話もなく
所轄が扱う小さな事件が実はそこそこ深みがある、そんなことに気が付く作品。


内容紹介
守りたい、この街と人を。私たちは《仕事》から逃げない 本年度、最高の警察小説 東京都江東区豊洲は、日本全体が少子化と人口減に悩まされる中、空前の人口増と再開発に沸き立つ。工場移転により開かれた広大な商業・住宅地に、人口8万人から20万人へと急成長する都市が立ち現れてくる。そこで明らかになってくる日本の歪みと希望。 新たに設置された豊洲署生活安全課の刑事・岩倉梓のもとに持ち込まれてくる《児童ネグレクト》《貧困老人の孤独死》《震災詐欺》――。 本格派が描く、新世代警察小説。


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