小池先生の小説はけっこう淡々系で、盛り上がりとかは
少ないほうなんだけどこれはさらに少ない。
女性のちょい冒険の話と感情が入り乱れることはあるのだけど
それがドキドキするとか、わくわくわくするとかはない。
題材やテーマは盛り上がりそうなので、、嫌いなのかしら、山谷を作るのが。
内容(「BOOK」データベースより)
大学院生の白石珠は、ある日ふと、近所に住む既婚男性、石坂史郎を尾行してしまう。大学の講義で知ったアーティスト、ソフィ・カルによる「文学的・哲学的尾行」が心に残っていたからだ。そして珠は、石坂の不倫現場を目撃する。他人の秘密を知ることに、ぞくぞくとした興奮を覚えた珠は、石坂の観察を繰り返す。だが徐々に、秘密は珠と恋人との関係にも影響を及ぼしてゆく―。大学教授への想い、今は亡き恋人への追慕。スリリングな展開、乱れ合う感情。ページを繰る手が止まらない、傑作長編。
2015年1月25日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿