2017年3月29日水曜日

恋路ヶ島サービスエリアとその夜の獣たち    森 晶麿

作者としては嫌な感想だろうけど、一言でいうと
伊坂作品で見たことあるような気がする
作品。

つまらなくはないけど、伊坂作品のすごいのと比べてしまう。
かわいそうな気もするけど、文体や流れはすごくいいので今後に期待。



内容紹介
「静かな夜には口笛を吹きたくなる奴がいるものです。口笛が聴こえる夜は、もうすでにいつもの夜とは違いますからね」

四国と淡路島の境目にある〈恋路ヶ島サービスエリア〉。このサービスエリアの売り子になると、一年以内に恋人からプロポーズされるという伝説がある。そんな伝説を信じるでもなく信じている恋路ヶ島出身の理代子は、自宅アパートとバイト先のサービスエリアを往復する平凡な日常を送っていた。ある夜、謎の新入り清掃士マキノの「静かな夜です。気をつけて」という一言から、理代子は事件に巻き込まれていく。 死体を運ぶ兄弟、有名司会者と愛人、人類嫌悪団体〈ノア〉……。人生の小休止=サービスエリアに、その夜集まった“獣”たちが繰り広げるポップでちょっとシリアスな、長編ミステリ。


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