2008年2月11日月曜日

償い 矢口 敦子

深くて重くて、悲しいお話。

推理・サスペンスではあるのだけど、なぜ人は人を、、めいたことを
考えてしまい、さらに家族とは、めいたテーマがいろいろな登場
人物と絡み合っていきます。



内容(「BOOK」データベースより)
36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、日高はある刑事の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。絶望を抱えて生きる二人の魂が救われることはあるのか?感動の長篇ミステリ。

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