桐野さんらしく、「救いのない社会派小説」
アンパイだけど、楽しい作品じゃーない。
まあ、そんなに重すぎはないけど、すっきりしたい人は絶対よんじゃだめ。
なんでもいいから、深く読みたい、という人は当然OK
読み応えはあり。
さらに、一気にグイグイいく、いつもどおりの桐野作品。
出版社 / 著者からの内容紹介
人はどこまで邪悪になれるのか。
児童福祉施設の保育士だった美佐江が、自宅アパートで25歳年下の夫と共に焼死した。事件の背景に盗み、殺人、逃亡を繰り返す女、アイ子の姿が見える時、更なる事件が引き起こされる。
内容(「BOOK」データベースより)
私は、女の顔をした悪魔を一人知っているのです。その女のしたことを考えるだけで、ぞっとします。彼女の本当の名前が何というのか、今現在、何という名前を名乗っているのかは知りませんけど、もちろん彼女はまだ生存していて、人を騙し続けています。そして、へいぜんと人を殺し続けています。かつて女であった怪物たちへ、そして、これから怪物になる女たちへ捧ぐ、衝撃の問題作。
2008年10月18日土曜日
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