2011年5月16日月曜日

名前探しの放課後(上) 辻村 深月

さすが辻村先生。
すごいです。

何がすごいって、オチとその布石の打ち方、もって生き方そこが
最もすごいけどそれがなくても青春小説として十二分に楽しめる展開とリズム。

上下でちょっと長いけど、もし手元にあって家で読み始めたら
途中でやめられなくなる。
オチのことはあまり気にせず、引き込まれて止まらなくなる小説を
読みたい、と思ったら是非。

内容(「BOOK」データベースより)
「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。―自殺、するんだ」「誰が、自殺なんて」「それが―きちんと覚えてないんだ。自殺の詳細」不可思議なタイムスリップで三ヵ月先から戻された依田いつかは、これから起こる“誰か”の自殺を止めるため、同級生の坂崎あすならと“放課後の名前探し”をはじめる―青春ミステリの金字塔。

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