2013年1月8日火曜日
むかしのはなし 三浦 しをん
こういったテーマでよくここまでいろんな展開の
エピソードが書けるもんだ。
わざとか。
そのくらい変化球から始まって、ど真ん中で終わる。
三浦先生のいつものパターンだけど、ある意味王道になっていて
非常に読みやすい。
慣れもあるけど、ここまでくるともう違和感なく楽しめる。
内容(「BOOK」データベースより)
三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。
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