2013年3月11日月曜日

桃色東京塔   柴田 よしき

警察小説としては非常によく出来た展開と登場人物の描き方。

主役はベタな書き方なんだけど、それをとりまくエピソードや
脇役たちがちょいひねってある。
連作形式なのでそれぞれ深く面白い作品。


内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査一課に配属されながら、事件で失敗し出世の道を閉ざされた黒田岳彦。一方、過疎の村にあるI県警上野山署捜査課係長の小倉日菜子は警官の夫を職務中に亡くしていた。捜査を通じて心を通わせてゆくが、いくつかの事件がふたりの距離を変えはじめる。悩み、葛藤する男女を描く「遠距離恋愛」警察小説。


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