2013年8月6日火曜日

ロスジェネの逆襲 池井戸 潤

さすがですなあ。
視聴率を取り捲るシリーズだけはある。

展開も深さも人物描写も退屈感なし。
安心して最後まで楽しめる。

今回半沢の活躍がちと少なかったような気もしたけど、こうやって
回りの描写は生き方も深堀することで楽しみも広がるような気がする。


内容(「BOOK」データベースより)
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!


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