2014年9月5日金曜日

策謀  (警視庁追跡捜査係) 堂場瞬一

最初の謎を最後の最後までひっぱりつつ、ほかの謎が絡み合ってくる。
警察ものとしてサクサク読んで、謎解きや動機の面はあまり期待しないほうがいいかも。


内容(「BOOK」データベースより)
五年前、渋谷で殺人を犯し、国際手配されていた船田透が突如帰国するとの情報が、追跡捜査係の西川大和の許に入った。逮捕されると分かりながら、なぜ船田は帰国するのか?無事逮捕できたものの、黙秘を続ける船田の態度に西川は不審を抱くのだった―。一方、五年前のビル放火事件の洗い直しを続ける沖田大輝は、犯行の動機に疑問を感じていた。細い手掛かりを求め奔走する沖田。やがて、それぞれの事件は、時を経て再び動き始める―。書き下ろし長篇警察小説。


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