2014年10月17日金曜日

風をつかまえて  高嶋 哲夫

仲井戸さん的なテイストと構成でありながら、もっと政治というか
思想が深く入り込んだ作品。

社会人男性には結構喜ばれるというか、読みごたえがあるので
話のネタで読むのもいい。NHKでドラマ化されているのかなあ。。


内容(「BOOK」データベースより)
青空に立つ一本の白い風車。小学生が空想で描いた絵がなんの特色もない北海道の海沿いの町を揺るがした。観光客をあてこむ町の発注した無謀な風車の計画が、荒れ果てた鉄工所に活気を、親友や肉親の死から行き場を失った青年・優輝の心にも新しい希望を点していく。大災害小説の第一人者による、「ポスト原発」時代の再生物語。



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