2014年10月8日水曜日

凍りのくじら 辻村 深月

いやああ、、不思議な話です。
アイドル映画にするとピッタリかも。いい意味で。
青春的なにおいと、大人の階段的なテイストがうまく入っていて
高校生の女子にはたまらない構成になっている。

最後の最後の引っ張り方がまた隠し味にあってますます映画向き。
ただ、アイドル映画ってのはほかの人にもなんとなく共通項であり、
レビューは極端なほどいい悪いがはっきりしている。

あたしはおすすめ。

内容(「BOOK」データベースより)
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。


0 件のコメント: