2015年8月3日月曜日

落英  黒川 博行

男二人の会話を軸として、警察小説なのかミステリーなのかちょっとつかみづらい
流れで話が進んでいく。
また警察官のキャラもつかみづらくて、いい人なのか悪い人なのか。。
最後の最後のでなんとなくわかるのだけど、最初の1/3くらいのキャラと
最後の数十ページのキャラが合わなくてちょっと違和感。



内容(「BOOK」データベースより)
大阪府警薬物対策課の桐尾と上坂は覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。発射痕のある中国製のトカレフ―迷宮入りしている16年前の和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件で使用された拳銃だった。ふたりは拳銃を調べる専従捜査を命じられ、射殺事件を担当していた和歌山県警の満井と手を組む。しかし、満井は悪徳刑事だった。桐尾と上坂は、事件当時に犯人と目されていた暴力団幹部に、発見した拳銃と同じものを売りつけるよう、満井に持ち掛けられる。金さえあれば、いつでもあの女を抱ける―。黒い欲望が、刑事を危険すぎる囮捜査に走らせる。


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