2007年10月26日金曜日

ラストドリーム 志水 辰夫

志水作品は好きだけど、これはいまひとつだった記憶。
重厚さは相変わらずだけど、内容が社会派でもない、家族愛でもない、
ビジネスでもない、、と全てにおいてどっちつかず。

読み応えって意味では合格だけど、後に残らない作品
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内容(「BOOK」データベースより)
真っ暗な穴のなかへまっさかさまに落ちてゆく夢を見た。悲鳴をあげ、夜行列車のなかで目覚めた男。自分は誰なのか、何処へ行こうとしているのか、それすらも思いだせないまま、旅は始まっていた。ひとつの時代が終わり、失われたものの大きさを思う。喪失のかなしみ、やり残した事ども。“最後の夢”にみちびかれ、さまよう男の魂がたどり着いた場所とは―?叙情の極み。渾身長編。

内容(「MARC」データベースより)
妻を失い、はじめて気づいた。彼女との日々が、ただいちどの輝く時間だったことを。さまよう男の魂をみちびく「最後の夢」。旅路の果てに、たどりついた場所とは…? 『毎日新聞』「日曜くらぶ」連載を単行本化。


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