2009年7月3日金曜日

ミハスの落日 貫井 徳郎

なぜか、翻訳モノを読んでいる気がした。
それは、設定が海外だから、というより、表現方法や
言い回しがよくある「翻訳モノ」っぽかったから。

内容は薄いながらも、まあまあ楽しめるちょい推理、ちょい
サスペンス。

どちらかというと、作家の接待で出版社が海外旅行に連れて行き
その埋め合わせで作品を書いた、って感じなので、旅行記として
読んでもいいかも。。。

出版社 / 著者からの内容紹介
突然の呼び出しは、面識のない相手からだった。名前だけなら誰でも知っている会社の創業者で財界の実力者。不可解な思いを抱きつつ訪問すると、年老いた紳士は、ある事件について語り始めた。私の母が関わっていたとされる、三十年以上も昔の、信じがたい密室殺人の真相を……。表題作他、五つの都市に響き渡る、五つの悲鳴。


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