2012年1月14日土曜日

藁にもすがる獣たち 曽根 圭介

大金にまつわるいろんな人のいろんなエピソードが絡み合い、そして時間軸も
錯覚するので最後の20p分くらいまではまったくオチが読めない。

オチが読めると「おおーーそうなってたのか!」という喜びとドキドキが
あるので読んでまったく損はなし。

社会派サスペンス推理を読みたい人は是非


内容(「BOOK」データベースより)
大金の入った忘れ物のバッグを、ネコババしようとする初老の男。暴力団に2000万円もの借金をして、返済に窮する悪徳刑事。FXで失敗した借金を返すために、デリヘルで働く主婦。金の誘惑におぼれ、犯罪に手を染めていく、獣たちの運命は―。


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