2012年1月22日日曜日

さよなら渓谷 吉田 修一

深くて悲しすぎる。。。
あまり説明するとよろしくないので、軽く流すけど、オチに向かって進んでいく
流れが深く過ぎて、モチーフとなっている事件もある意味目をそらしたくなる
。しかし唯一の光がかすかに見えて、それだけがこの話しを繋いでいる。
それに途中で気がついて、そこを見出そうとすれば、、心に残る小説として
記憶されるだろう。


内容(「BOOK」データベースより)
きっかけは隣家で起こった幼児殺人事件だった。その偶然が、どこにでもいそうな若夫婦が抱えるとてつもない秘密を暴き出す。取材に訪れた記者が探り当てた、15年前の“ある事件”。長い歳月を経て、“被害者”と“加害者”を結びつけた残酷すぎる真実とは―。

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