2013年4月8日月曜日

怪物 福田 和代

怪物が怪物らしくないというか、、。
もっと深みがあったり、あるいはどぎついことをやるとか
ではなく、よくよくいろんなシーンで見るとちょっとひどい人、
というレベル。

怪物なのか、。、、。

ただ、怪物かどうかを除けば、展開やリズム、人物像などは面白く
読めて、小説としては問題なし。

サクサク読めるミステリーという感じ。


内容(「BOOK」データベースより)
定年間近の刑事・香西の心残りは3か月前に時効を迎えた未解決の幼女誘拐殺人事件。すでに主軸から外されている香西は、失踪者・橋爪の足取りを単独で捜査中、訪れた最新鋭のゴミ処理施設で思いがけず“死”の匂いを嗅いでしまう。その部屋の主は、すべてを溶かす水―亜臨界水の若き研究者・真崎。彼の過去を知ったとき、香西は…。『TOKYO BLACKOUT』『迎撃せよ』の著者が、満を持して放つ戦慄と慟哭の長編ミステリー。

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