予想もつかないオチが待っている短編集。
これは間違いなく評価されるだろうという作品集。
よくあるほろっとくるオチだけ持ってくればいいんでしょう、という作品じゃなく
考え抜かれた伏線と人間模様の拝啓がまた泣かせる。
内容(「BOOK」データベースより)
患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞。
2013年10月11日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿