2015年5月10日日曜日

発火点  真保 裕一

よくあるパターンかと思いきや、なかなか真実にたどり着くことなく
主人公の人間的な成長に主軸を置いていてちょっと楽しみ方が
違う気が。

衝撃の真相より、彼の成長のほうがグイグイ来る感じ。


内容紹介
あの夏、なぜ父は友人に殺されたのか

12歳の夏に父を殺されてから、怒りと苛立ちを胸に1人で生きてきた。親を殺された者を見る、好奇の視線に抗うように。あの夏に何があったのか。なぜ父は友人に殺されたのか。21歳の今、敦也はなくした9年を埋めるために再び故郷を訪れる。胸に迫る衝撃の真相。著者の心情が強く投影された、魂の軌跡。


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