2010年2月19日金曜日

デス・ナビゲーション 坂野 康隆

結構のどんでん返しがあり、ホラーでありながら推理小説の
面があって、多面性が楽しめる。

なので、逆にホラーとしての怖みが薄れているので、
ホラーが苦手な人でも初級編的な形で楽しめるかも。

ただ、殺され方や描写はやっぱりホラーなのでそこが近づいたら
読みとばすように。。


内容(「BOOK」データベースより)
十四年前の夏。千葉県の湖で赤いマフラーの女性死体が発見された。犯人は被害者の元恋人。妊娠を巡って口論となり首を締めたという。死体が発見される半年前から、湖畔で恨めしそうに佇む赤いマフラー姿の女性をドライバーたちが何度も目撃していたらしい。その情報を最近になって入手したオカルト雑誌が取材に動いた。被害者の実家住所をカーナビに入力して出発したところ、到着した場所は墓地だった。そこには殺された女の墓があったのだ。そして不可解な交通事故が続発する。死亡したのは被害者の墓にナビゲートされた者ばかりだった…書下ろし長篇ホラーサスペンス。

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