2010年9月12日日曜日

犬はどこだ 米澤 穂信

犬探しはまったく関係ない調査事務所の話という入り口はまったく要らないとおもわれ。
それは逆の意味で。この設定がなくても面白い。

そして短編それぞれにある程度の面白みがある。
元々注目の作家が書く新しいパターンとあってリズムと内容は一定のものがある。

ただ、期待しすぎると。。って感じ。


内容(「BOOK」データベースより)
開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

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