2011年4月7日木曜日

M8 高嶋 哲夫

実はこれもこの後のシリーズを先に読んでいました。

この時期にあえてこの大地震ものを読むのはちょっと考えて
しまったけど、読み応えは十二分にあった。

東京の地震のことがまるで1ヶ月前の予言のように続き
これを読んでいればよかった、と思えるほどリアル。

大きな悲劇でもないので、勉強として読むのもありだし
しっかりした小説として読むのもあり。

内容(「BOOK」データベースより)
28歳の若き研究者、瀬戸口の計算式は、マグニチュード8規模の直下型大地震が東京に迫っていることをしめしていた。十年前の神戸での震災、あのとき自分は何もできなかった。同じ過ちを繰り返したくはない。今、行動を起こさなければ…。東京に巨大地震が起こったら、高速道路は、地下鉄は、都心のビル街は、いったいどうなるのか。最新研究に基づいてシミュレーションした衝撃の作品。

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