2011年8月10日水曜日

砂の王国 荻原 浩

これはすごかった。
テーマも展開も内容もすべて完璧。
上下でものすごい量なんだけど、次々と読みたくなり、最後まで
一気に行きました。

長編物だとよくある要らないエピソードとかちょっとした恋愛系のネタ
なんか挟んでくることがあるけどこの作品はまったくそれがなく
びっちりつまった内容になっています。

多少時間は必要だけど土日で何かしたいなーと思っている人は
是非。


内容(「BOOK」データベースより)
全財産は、三円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。大手証券会社勤務からホームレスになり、寒さと飢えと人々の侮蔑の目の中で閃く―「宗教を興す」。社会を見つめ人間の業を描きだす著者の新たなる代表作、誕生。

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