流れがいい感じですすみ非常に読みやすい。
テーマや展開はよくある男女、というか心が折れた男性を復帰させるちょっと
したおばさん、っていう一言で言うと見も蓋もないけど。
これが予想以上に面白い。というか引き込まれる。
文才なのか書き方がうまいのか。
この作家はベタを書くのがものすごい旨い。
そして最後のオチもこれまた微妙にいい。
内容(「BOOK」データベースより)
“心の風邪”で休職中の男と、家族を失った傷を抱える女。海辺の町で偶然出会った同い年のふたりは、39歳の夏を共に過ごすことに。人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、著者デビュー作。『四十九日のレシピ』にも通じるあたたかな読後感に心が抱まれる物語。
2011年8月13日土曜日
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