2011年11月21日月曜日

インビジブルレイン 誉田 哲也

シリーズものですが、これだけでも十二分に楽しめます。
刑事ものとして、官僚ものとして、組織ものとしていろんな角度で
楽しめます。

ただ、欲を言えばネタがもう少し深堀していると後味というか
読後感がよかったかも。



内容(「BOOK」データベースより)
姫川玲子が新しく捜査本部に加わることになったのは、ひとりのチンピラの惨殺事件。被害者が指定暴力団の下部組織構成員だったことから、組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ず、捜査は膠着状態に。そんななか、玲子たちは、上層部から奇妙な指示を受ける。捜査線上に「柳井健斗」という名前が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだが…。幾重にも隠蔽され、複雑に絡まった事件。姫川玲子は、この結末に耐えられるのか。

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