2012年5月9日水曜日

交渉人・籠城 五十嵐 貴久

何気に最後までまったくオチや本質が分からない話。
いや、あらすじにあるような底辺がありつつ物語は続くのだけど、
それがどこまでホントなのかまったく読めない。

それは最後ある意味予感どおりの展開になる。

内容(「BOOK」データベースより)
喫茶店の店主が客を監禁・篭城する事件が発生した。交渉人に任命された遠野麻衣子に、篭城犯は「テレビカメラを駐車場に入れ、事件を中継しろ」と要求する。過去に犯人の幼い娘が少年によって惨殺された事件に動機があると推察するが、麻衣子たちは要求の真意を計りかねていた。そこへさらに突きつけられたのが、警察としては決して呑めない前代未聞の要求だった。解決策を探ろうと必死の交渉を続ける麻衣子の耳に、いきなり女性の悲鳴が聞こえる―。




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