さすが、すごい、なぜか最後まで読んでしまう。
二人の女性の視点で話しは進んでいくんだけど、
片一方の女性は高校生の時代の話がメイン。
その時代と現在の正確なのか行動なのかそのギャップ
があまりにも大きく、そのなぞというか変化の過程が
徐々に明らかになっていく。
でも話しの本編からはそんなことどうでもよくて
なおかつそれは重要な意味をもたず、どちらかというと
30代とか40代の女性の考えやコミュニケーションの中身
が垣間見えていき、なぜか読み進めてしまう、角田先生
の独特の世界観が存分に味わえる。
評価されるのもごもっとも。
商品の説明
第132回(平成16年度下半期) 直木賞受賞
2012年6月18日月曜日
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