2012年6月23日土曜日

しゃべれどもしゃべれども 佐藤 多佳子

予想以上に面白くて一気読みだったのがびっくり。
落語の世界は個人的に好きなので、その世界観やうんちくで
読み進めていくのかと思いきや、主人公の考えや悩み、行動の
ドキドキ感で最後まで読んでしまった。



内容(「BOOK」データベースより)
俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ツ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで…胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。


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